日経平均は500円を超える大幅上昇。寄り付きから節目の23500円や25日線（23598円、6日時点）を上回ってきたことから、センチメントが一気に強気に傾いた。あすは米雇用統計の発表を控えた週末となるが、昨晩の米国株が大幅高となった要因の一つに雇用指標が良かったことがあるだけに、よほどの悪材料が出てこない限り、売りは手控えられると考える。国内は来週も決算発表が多く、地合いの改善で決算反応もよりポジティブになると見込まれる。強い動きが続く中で、東証1部の売買代金は久々に3兆円台に乗せており、相場が厚みを増すことで強い基調がより一層サポートされるだろう。きょうは高値が23995円までで、24000円にはあと一歩届かなかったが、先高期待は高まっており、あすはしっかり節目を超えられるかに注目したい。
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