日経平均は先週、週間で622円下落したが、今週は622円上昇しており、きっちり前の週の下げ分を取り戻した。先週崩れたところからさらに下を試したものの、26週線(22725円、7日時点、以下同じ)は割り込まずに反転し、週末値(23827円)では13週線(23626円)を上回った。週足のローソク足では実体の長い陽線を形成しており、先の上昇への期待を高めている。一方、物色面ではやや気になる動きも見られた。先週は上方修正を発表したアドバンテストと下方修正を発表したSCREENがどちらも急落。今週の動向が注目されたが、SCREENは一定程度の戻りを見せたものの、アドバンテストは全体の上昇に乗り切れず今週も下落した。ほかに物色対象が多かったため、決算を消化した銘柄には注目が向かなかったということもあるが、高値圏にある銘柄は、この先、全体がさらに上を試した場合でも換金売りの対象となる可能性があるとみておいた方が良いかもしれない。逆にコツンと底を打ったように見える銘柄の数は多くなっており、順張りよりも逆張りに妙味があると考える。

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