一進一退か。今週、株式市場を震撼させた新型肺炎に関しては、引き続き関連報道に神経質となる展開が想定される。ただ、国内は10-12月期の決算発表ラッシュとなる。
米国ではアップルの決算が出てくるほか、FOMCもある。米国の12月耐久財受注や10-12月期GDP速報値、中国の1月製造業PMIなど、注目度の高い海外指標も出てくる。決算や指標が良ければ、市場心理の改善が期待できる。FOMCは今回は無風通過ではあろうが、マーケットが混乱している局面でタカ派的なアナウンスが出てくる可能性は低く、これらの材料が新型肺炎に対する過度な警戒を和らげる要素になると考える。

 

ただ、新型肺炎リスクが株式市場で沈静化するにはもう少し時間を要すると思われるだけに、楽観一辺倒に傾く展開も想定し難い。週の中で上げ下げはあると考えるものの、強弱感が交錯する中、週を通しては大きな動きは出づらいと予想する。

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